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景山民夫は大好きな作家、エッセイストだった。 最後は事故死(?)的なガス中毒で亡くなった。 エッセイも小説も大好きだった。 80年代、ビートたけし達とテレビのバラエティー番組でふざけていたイメージが強かった景山民夫。 これがもう、面白いのなんの。 国内の冒険小説では久しぶりに、寝る間も惜しんで一気読みしてしまった。 手に汗握る興奮の世界へ読者を誘う冒険小説の大傑作。 まだまだこれから、という歳でこの世を去ってしまった事が残念で仕方ない。 もし、今でも生きていたら、どれ程面白い作品を書き残していただろうか。 そう思わずにはいられない。
一瞬の爆風と共に張作霖暗殺さる。 唯一の目撃者である少女、麗華を追って関東軍が立上がる。 奉天軍も動き始める。 そして国民党軍も…。 上海まで1600キロ、期限は3日。 日中全軍を敵に回した脱出行、車輪よ駆けろ! 待望の書下ろし長編冒険小説。
そんなときこそ読書の至福の時。
まるでハリウッドの一級のエンターテイメント映画を見ているかのよう。
「読まずに死ねるか!」です。
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